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Channel: 秦会長が語るとっておきの話 –全日本 少林寺 気功 協会
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「気功のひとつの修練」 (老人ホームのボランティア教室は11年目に入りました)

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ずっと木曜日に伺っていた老人ホームには、しばらく他の気功教室があり、火曜日に行っていましたが、今年に入り、従来の木曜日に戻りました。そのため久しぶりに会う方もいらっしゃいましたが、とても喜んで頂きました。
皆さんは気功を指導中も、顔の表情から心から楽しんで行っていました。ここのボランティア教室の参加している方々の平均年齢は90歳と高齢です。本当に、皆さんは人生の達人で、私よりもずっと長く人生を歩んできた方です。久しぶりでも私のことをちゃんと覚えてくれています。会って、すぐ大喜びで歓迎してくださいました。
一般的なボランティア(団体など)ではなく、多くのプロの方々などが率先してボランティア活動を行っています。とても日本人のボランティア精神の高さを感じますが、長く継続させていくということは、なかなか出来ないことです。10年以上、活動しているという方は、非常に少ないのではないでしょうか。一回、または数回ボランティア活動しても多少の交通費と時間の負担ですから、気軽にできます。しかし長く継続させるとなると、自分の生活の一部分となりますから、大変ですがとても意味があるのです。時には忙しく何かと重なることもあるでしょう。そんな場合には、どちらを優先とするかという選択も出てきますね。私の場合、木曜日はスポーツクラブの教室が入りましたので、ボランティア活動を止めることなく、調整して曜日を変えました。その後、木曜日に戻りました。
こうしたことをマスコミ等に一切言っていません。よく有名人などは、ちょっと(一回くらい活動だけで)大きく報じたり、宣伝に使ったりしますね。しかしあくまでも宣伝のためにしているようでは意味がありません。ただ自分はこういう珍しいことをしているのだと言っているだけに過ぎません。ですから平常心で行うことが大事になっていきます。
また老人ホームの後の夜には、中国文化センターで同様にボランティアの気功武術教室を行っています。先日の夜、教室の新年会が催されました。(1年に一度ですが)私にご招待することになっていますので、とても感謝しております。こうした気持ちと心が大事です。

今の世の中、様々な活動がありますが、あくまでもビジネスとして行っているものが大半ですが、そうでないものも必要なのです。実際、ビジネスではない団体などは、非常に大変です。社会のニーズは高まる中、厳しい状況にあります。
一人ひとりが何をどうすればいいのか。それは単にお金を寄付すればいい、と言うことではなく、活動面で協力できることが求められているのです。もちろん自分の仕事や生活などに支障のないように行うべきです。その上で多くの人が携わっていけば、良い社会になっていきます。私たちの環境も美しくなります。
是非、皆さんもボランティア活動を実行してください。

 


「全日本少林寺気功協会情報 (春の少林寺気功・武術祭り及び世界大会第一回実行委員会報告)」

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最近の教室は、普段の練習、そして理論の学びだけでなく、(春の祭りのため、)それぞれ演武発表の準備や練習を行っていて活気づいています。参加される皆さんは、3月11日の春祭りに向けて、練習に熱が入っています。

当協会の実施する「少林寺気功・武術祭りの」イベントは、主に春と秋に開催しています。半年に一度、皆さんの成果発表の場となります。これは日頃の練習のまとめにもなりますし、自分自身へのテストとして考えても良いでしょう。とても日本式のイベントです。少林寺では、こういうスタイルのものはありません。中国の武術映画などではよくありますが、最近は(時代により)試合などの大会が、少林寺でも開催されています。ややビジネス産業的なイベントとして、武術大会が催されています。昔はあまりありませんでした。元々少林寺は修業の場ですから、修業に段階があるわけではありません。永遠であり、一生かけて行うのです。

(日本の場合、)武道の団体などは年に2~3回試合の大会がありますから、その習慣にならって、当協会も同様に(環境にならって)実施しています。皆さんは、お互い励ましあい、発表に向けて頑張っています。細かいところまでチェックしながら、進めています。

こうした機会により、各自、レベルアップしていきます。私たちが教室で学んでいるものは、ただポーズの順番を覚えたり、行ったりしているわけではありません。動作を行う時、イメージして、呼吸に伴い、動作をするといった、これらを“一体”とさせることであり、そのトレーニングのためであります。

この方法で自分の中身がどう変わるのかが重要です。気功(動功)や武術により、身体機能面の向上を行い、身体能力をアップさせて、さらに気の状態を良くしていくのです。また授業により、自分の精神と考え方、あるいは人生の生き方、さらに心の状態が変わっていくことが目的なのです。

今回、「春の少林寺気功・武術祭り」を通じて、自分自身の中身が変わるということが大事であり、実際に皆さんは、どんどん変わっていくのです。

 

続いて、先日(1/28夕方)、世界大会の(第一回)実行委員会を行いました。約2時間の会議でしたが、重要のことをいくつか決めていきました。今回で6回目となる世界大会となりますから、これまでの流れなど経験を活かし、進めていきました。(今後、新しいスタッフにもこれまでのスケジュールなど資料を見て、イメージしていければ、さらにまとめていきやすいでしょう。)次回はさらに進むと思います。私たちの実行委員会では、まとまりの悪い会社の会議のようなことはせず、具体的に、スムーズに決めていきました。

皆さんは仕事をしながら参加をしていただいていますから、なるべく手間をかけないようにして、全てのものを簡単に目的のことを進めていければ、無駄なストレスも抱えずできるのです。

今後も、以前より、どんどん実行委員会のそのものの時間を省略しながら、できるだけ簡単に進め、逆に準備の質を高められるようにしていきます。

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心体技は具体的どうするか少林寺気功は解決できる。気功はまず心と呼吸、体の統一がポイントです。

「少林寺気功と少林寺武術は、何にでも役に立つ」

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先日、私の息子(4歳)と娘(6か月)の二人ともインフルエンザにかかりました。(昨年末にもかかったので2回目です)娘はまだ小さいですから、夜もなかなか寝なく、泣き続けました。息子も高熱が続き、ともに大変でした。風邪の場合、本人の免疫力によって治癒させるため、私の外気はしません。というのも、他の力が加わると自らの免疫力が下がってしまうからです。特に子供の場合、死ぬ恐れのある病気でもない限り、(体は小さく弱いですが)こういう時には、自己免疫力により、治ったときには身体は、逆に強くなるのです。私自身、同様の経験がありますが、今でも元気でいます。

たとえ子供が体の不調であっても、それは今、その危機と戦い、いずれ強くしていくのです。むしろ、子供の頃、病気一つせずに成長してしまったら、大人になってから、弱い体質になってしまうかもしれません。

今回、娘はインフルエンザにかかり、ずっと泣いています。そんな時、私たちが抱っこをして看病しました。夜の前半は妻が看病し、遅い時間(真夜中から朝方まで)になると、私がずっと看病しました。もちろん抱っこだけでなく、娘の心に合わせるようにゆっくり優しく歩いたりしました。そうすると自然と本人の辛さも和らいでいくのです。娘が一晩中寝れない、というのはよくありませんから、リラックス出来るような状態を作る必要があったのです。しかし、一旦止めたら、すぐ泣いてしまいます。座ってもだめです。もうそのまま癒してあげなければなりませんでした。こうなると普通の人では耐えられないレベルです。時間とともに体力も集中力も欠けてしまいます。子供がワァーワァーと泣きじゃくってしまいますと、親のほうもものすごいストレスを抱え、神経もすり減ります。これでは精神的にも肉体的にも疲れ果ててしまうことでしょう。

子供へ身体的苦痛を与えたり、虐待を繰り返す親がいるという報道もありますが、以上のようなケースから起きることもあることでしょう。ですから誰にでも起こり得ることだと思います。母親でも父親でも子供が死んでしまうまで虐待を繰り返してしまうというのは、本人(親)もよほど我慢できない、限界を超えた状態であり、心身ともに参ってしまった挙げ句の果て・・なのかもしれません。後から思い出しても、どうしてそんなことをしてしまったのか、と悔やむにも悔やみきれないことでしょう。

こうした事例は、私たちの身の回りで仕事や日常生活において、どこでも似たようなことが繰り返されています。そして疲れ果てている方が多いのです。模索しても現代は良い方法がありません。しかし、こうした状態を改善させることができる、誰にとっても可能な方法が「少林寺気功」と「少林寺武術」なのです。

これらを実践することによって、心身共に苦難から乗り越えることができるのです。私も真夜中に娘をあやしながら、(それはまるでダンスをしているかのように)練功も同時にしています。もちろん娘も安心しているので、すやすやと寝ています。気がつけば朝を迎え、素晴らしい朝日が昇ります。さぁ、一日の始まりです。気持ち良い朝日(ブログなどでアップしているので、ご覧になった方もいらっしゃると思います。)を撮りました。人生マイナスではありません。すべてプラスになっていくのです。

 

人生いろいろですが、大事なことは己の心を平常に保ち、どんな時も平常心で対応することです。たとえ、今、辛い状況であっても、どう立ち向かうか冷静になれます。またそういう感覚を高め、鋭くさせることが重要です。

この「感覚」とその時の「対応」が合っているか否かで、人生は大きく変わってしまうのです。マインドフルネス(今の自分を見つめる)ことを実践しても、いざ厳しい環境の中にいたら、どう集中し感覚を鋭くして対応するか?常に自分の心がマイナスの反応を起こさないことが重要なのです。

私たちの少林寺気功や少林寺武術の練習は、こうしたことに、非常に役立つものです。もし体の不調や病気になった場合、その原因を根本的に調べたら、己の心そのものに問題があったり、その心により体が悪い影響を与えてしまったりしていることが多いのです。少林寺気功や少林寺武術を切磋琢磨に練習し、人生の中で余裕を持ち、対応することが大事なのです。この余裕とは、いざ!という時、平常心、あるいは不動心、強い心(も同じ意味)でいられるのです。それはあなたの対応を支える土台となるものです。

どうぞ人生を幸せにするために、心身の土台を作りましょう。

「旧正月を迎えて」

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2月16日(金)は、旧正月の元旦に当たります。中国や東南アジアの一部の国の人たちにとって、本当のお正月の日です。もちろん中国国内はお休みです。そして多くの人が故郷に帰るため、国内では大移動します。

私は日本に来てから最初の10数年間、教室運営等で大変忙しく、旧正月のことや自分の誕生日のことなどを忘れていました。ようやく最近になって、年齢も重ねたこともありますが、昔の習慣を思い出しながら、旧正月や誕生日を祝うことを意識し、重んじるようになりました。

さて旧暦では、季節を24つの節に分けられます。一年をこの大自然の変化に合わせて24つの特徴に分けます。また大地の気の変化を表していきます。

「少林寺気功」を練習する際には、今の季節(節)を感じとり、実践していけば、より自然に近くことになります。たとえば春分と秋分の日は、昼夜の長さが同じになりますね。まさに陰陽のバランスが良い状態です。続いて夏至と冬至ですが、夏至は一番「陽」の気が強く、冬至は「陰」の気が強くなります。また大晦日と元旦とではどうでしょうか?大晦日は終わりで、元旦は始まりです。その境目は夜の12時ですが、そういう時に瞑想(座禅)を行えば、気の変化にも気付くことでしょう。

自分の気と大自然の気の交流を感じれば、上達が早くなりますし、良い影響を与えます。自然を意識し修業を行い、外部(環境)と自己の内面を統一(合わせる)させることが大事であります。あまり外部のことを理解していなければ、合わせにくくなります。これは内面についても同じことが言えます。どうしたら分かるようになるかは、気功師(指導員)コースで(理論の)学習して理解していけば分かるようになります。実技は少林寺気功(動功と静功)がありますが、理論も学んでいき、より理解をしていくことが出来るでしょう。私の各少林寺気功教室では、教室の始めに強調して気功の話をしています。なぜなら、皆さんは本格的に4つの課題(基礎気功、3大動功、理論、そして静功)を勉強しているからです。意識すべきことは外面(環境)と内面(根本的な医学知識や心理学、さらに身体科学など)です。教室で指導しておりますが練習を通して、自分でも分かるようになります。

ただし武術教室では、練習の時間が短いので、あまりお話をする時間がありませんから、教室では学ぶものというより、激しく身体を動かすことが「主」になります。また広い場所で指導していますから、なかなかまとまって話していません。一方、少林寺気功の皆さんは、たくさんの勉強をして練習をしていますから、結果も変わっていきます。そのため、外面と内面の反応と評価も他とは違い、素早さも違います。

もし反応が強いと感じる人は、少林寺気功と少林寺武術を一緒に学ぶことをお薦めいたします。

 

「特別集中講座を開催しました」

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当協会において「特別集中講座」を開催いたしました。今回。受講のために、はるばるアメリカより来ました女性が参加しています。この方は(アメリカで)武術の経験もあり、2016年に開催しました世界気功大会にも来日して参加しています。世界で唯一「少林寺気功」を学び、資格が取れる当協会の講座に魅力を感じて頂き、どうしても私から学びたいということで実現いたしました。もちろんアメリカ国内にもたくさん、少林寺文化センターは10数ヵ所もあります。ご本人も通っているサンフランシスコ道場には、少林寺から派遣されているお坊さん(延然さん)がいます。また5~6名ほど武術の分かる方もいます。少林寺は「武」と「禅」、「気」、そして「医」の歴史があるところです。アメリカで数多くの教室がありますが、指導者にはそれぞれ特徴(得意分野)があり、上記の4つすべてを精通しているものはいませんが、アメリカ国内において、条件は揃うのです。

それでも国内で学ぶのではなく、こちら(日本)にまでやって来ました。本人に聞きましたが、延然さんのところですでに9年間も武術を修業されているとのことです。過去に少林寺の管長の前でも武術の演武をした経験があるとのことです。

このように、しっかり武術を学んでこられた方ですが、少林寺武術を修業し、ある程度のレベルに達していますと、①何が必要か、②何を学ぶべきか、 が分かるようになります。基本的な動きには、身体がちゃんと動いてくれます。(工夫して、修業しているのがよく分かりました。)

先にも述べましたが、当協会のみ、世界で唯一少林寺秘伝の「少林寺気功」が学べ、気功師としての認定証を少林寺より認証されます。決して自慢話というものではなく、世の中には本物は数少なく、これまで門外不出のものを教えることが出来るのは、私だけなのです。

現在、アメリカのサンフランシスコで当協会指導者江口亮さん(10期生)が、現地で指導し活躍しております。今回は彼からの紹介があり、この「特別集中講座」に生徒が参加しています。まさに世界が求めているものがここにあるという証明です。

日本(または海外の方々でも)において、気功や少林寺武術に関心や興味がある方、少林寺武術のレベルを上げたい、さらにもっと本格的でしっかりとやりたいと思っている方は、是非、当協会で「少林寺気功」を学ぶことをお薦めいたします。

ちょうど今、42期生の募集のための説明会を開催しております。多くの方は、仕事などにより、なかなか集中して受けることは難しいと思いますので、じっくり時間をかけて学び、人生の中で、幸せに生きるため、能力開発面をしたいため・・、一人ひとりの想いは違うと思いますが、どうぞこちらの門を叩いてください!

 

「特別集中講座(その2)」

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「特別集中講座」を受講のために、遠くサンフランシスコ(米)の中国文化センターより、Geraldine Sarmientoさんが来日し、丸々一週間、一生懸命頑張って受講を終えました。基礎気功から始まり、三大動功を行っていきましたが、よく練習し、しっかり覚えました。休み時間も休むことなく、一人で練習し、わからないことはきちんと質問して理解しながら、実践していました。覚えが早く、動作もきれいな動きでした。前日の内容も次の日、きちんと覚えて行っていましたので、帰ってからもしっかり練習していたと思います。聞くところによりますと、サンフランシスコ代表として、少林寺の管長の前で演武をした経験があるとのことでしたので、納得がいきました。長く武術の修業をしており、レベルも高く、能力のある方でした。

この方がどうして遠い日本まで来て、当協会で資格を取りたいと思ったのかは、一昨年にここ東京で開催しました「第五回世界気功大会」に参加した時から、すでに思っていたそうです。しかし集中講座はありませんでしたから、受けられませんでした。それが今回は夢が叶い、実現したのです。

すでに基礎の動きも、武術の経験者ですからすぐ理解し、覚えて頂きました。動作も正確です。イメージと呼吸に合わせて動かしていくことについては、もっと時間を要すると思いますが、非常に良かったと思います。

実際、アメリカには少林寺の武術を指導する先生たちはたくさん(100名以上)いると思います。少林寺気功も易筋経や八段錦など、できる方も多くいます。しかし一つひとつを深く掘り下げ、理解して指導している者は少ないでしょう。

ひと昔、中国の有名な気功師たちは、(特に)アメリカに渡る人が結構いました。今回受講した彼女も太極拳や気功を習っていたそうです。しかし「少林寺気功」には大変驚かれ、興味を抱いたとのことでした。その魅力をずっと持ち続けていたのでした。今回も交通費や宿泊費を自腹で払ってでも、やって来ました。

この一週間はとても充実して受講して頂いたと思います。日々、成長して、良い結果を出していきながら進めていきましたから、良かったと思います。今後もアメリカに戻ってからも、非常に役立つことでしょう。当会員の指導者である江口亮さんも自信を持って、アメリカで活躍し、広めています。

日本において、少林寺気功を練習している皆さんも頑張っています。是非、アメリカに負けることなく、精進してまいりましょう。

 

 

さて、先日(2/26)、嵩山少林寺釋永信管長が来日されました。私に管長自ら直接連絡があり、都内のホテルでお会いいたしました。武道家代表祖父江先生と元先生、協会員代表数名、また私の家族もお会いいたしました。とてもお忙しい日程の中でありましたが、私たちとのひとときを楽しみ喜んで頂きました。さらに雑誌「秘伝」担当者も同行して、管長と私との対談形式の取材をしました。

この機会はとても充実した内容になりました。

(来日の写真はこちら↓)

http://www.shourinji.net/info/少林寺永信管長が来日

 

「第6回 世界健康禅医気功風水武術大会(仮)の実行委員会(四回目)が行われました!」

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先日、第6回 世界健康禅医気功風水武術大会(仮)の実行委員会(四回目)が行われました。この世界気功大会は、三年に一度、全日本少林寺気功協会が主催し開催しています。あらゆる気功大会の中でも、最大級のイベントです。一昨年、第5回目の大会も無事行われました。これまで当協会が主催の世界気功大会は、毎回、盛大に開催されました。

さて、次大会は来年の秋に開催予定しています。大きなイベントですから、1年以上前から準備していかなければなりません。すでに今年1月から実行委員会が発足され、(今回で四回目を開催)大事なことを決めています。

さらに次の大会がこれまでと異なる大きな違いがあります。世界養生気功風水武道連合総会(易学世界大会)も合同に行われるという点です。易学世界大会の理事会からの念願の申し出により、一緒に行うことに決めました。これも当協会への信頼・信用があるからこそ、であります。

現在実行委員会は只今、40期生の皆さんを中心に、40期生や武術教室、中国文化センターの方々に協力して頂き、楽しく進めています。大会はまだ先ではありますが、大成功となるように、一つひとつ、皆さんと話し合い、イメージを膨らませながら、決めています。

どうぞ皆さんも実行委員会に参加して、一緒にも盛り上げていきましょう。

また協会ホームページの中で、世界大会2019のお知らせページを作成し、公開しました。どうぞご覧くださいませ。

 


「この時期は、気功教室でより深いレベルに入る時」

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ちょうど今頃は、各教室も一つの節目にきいてます。38期生は少林寺気功の三大動功がすべて終了します。また一年前に入会した40期生であれば、鶴功三十六式を習得し、終了する頃です。さらに新しい期生(気功師・動功指導員コース)を迎える時期でもあります。皆さんの練習も、一区切りで、新しく切り替えていくタイミングであります。とても大事なことは、この時期を単にすり抜けるようにしないことです。努力を続け、より深いレベルに入っていきましょう。一つの終わりの時に、より深いところに入れることが大事なのです。

たとえば鶴功三十六式が終われば、次は虎龍双型養生功を行います。この2つは全く雰囲気の違う気功です。全面的に気を高めていく鶴功三十六式に対し、虎龍双型養生功はその上に(さらなる)気の強さと穿透力(透過力)とコントロールなどの必要とする能力が高められるのが特徴です。これに続く羅漢神功では、これもまた高いレベルの外部と内部の根本的な部分から変われるようにしていきます。ですから、どんどんより深いところに入っていくように頑張って下さい。そして成長していきましょう。まるで一階から二階へと自分を上げていくように、自己のレベルも高くさせていくようにしましょう。

少林寺気功の三大動功(鶴功、虎龍、羅漢)の各最後には、試験があります。一人ひとり、運動経験が違いますから、ある人は試験で課題が多く出てしまったり、ある人は少なく、試験をパスします。それまでの成果が問われる訳ですから、努力していなければ、自分を高めることが出来ません。コツコツ頑張って、最後には努力の介があるようにしなければなりません。計画的に行っていかなければ、良い成績も残せないでしょう。

そういった意味でも、今は自分自身をまとめる時期でもあります。もし同期生が戸惑っていたら、同じ期生の人が手助けしながら、進めていくことが重要です。大乗仏教の精神が大事であります。自分だけ良ければいい、ということではなく、周りの人も良くしていくこと、正しき道への案内をすることも必要なのです。理解している人が分からない人に助けて協力することが重要です。教室の中では、そういう気持ちがとても必要です。

また入会していない方に対しては、私たちは率先して「少林寺気功」の素晴らしさを伝えて、紹介してお薦めすることが、少林寺の大乗仏教の精神であります。当協会は、毎年会員の方を少林寺に連れて行きます。管長とお会いし、直接、認定証の授与いたします。そして少林寺という場の雰囲気とエネルギーを感じます。また他のお坊さんを紹介して、交流をいたします。(私たちの来訪には、管長や他のお坊さんも、とても喜んで頂けます。)

実際に少林寺に行くということで、益々深いレベルに入ることができるのです。

皆さんも、どうぞ周りの方に紹介して頂きたいと思います。当協会を活用し、人生に役立てて頂けたら、と思います。

只今、新規募集の説明会も実施しております。是非、多くの方にお声をかけて、ご案内下さいませ。

「少林寺気功・武術春祭りが無事終了しました!(その1)」

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先日、少林寺気功・武術春祭りが無事終了しました。演武に参加された皆さんは、数ヶ月も前から準備し、練習してきました。一人ひとり、とても良い成果を発揮させました。

当日、午前中のプログラムが皆さんの少林寺気功や武術の発表でした。当協会の気功や武術の場合、他の武道団体の大会が試合形式(1等、2等…を決めるであるのに対して、内面の表現するものが結構ありますから、それらとは異なります。 内面のものを試合形式にしようとすると非常に難しいのです。そもそも順位を決めるようなものではありませんから、試合として行えば不公平が生じます。当協会としても、その点を考慮し(特にこの節目の時期ですから)自由な形で表現するようにして、誰もが気軽にリラックスしながら演武が出来るようにしています。

実際に評価というのは、各自(自己の)評価の方が大事だと思います。もし試合であれば、必ず審査員(本人以外)が審査することになります。そしてその人の評価となります。判定の材料は、技であったり、力強さといったことになり、その差が評価されます。しかし自己評価であれば、動作そのものは大きな表現でなくても、自分がいかに気持ちよく行えたか、体の状態に合わせてベストに行えれば良いのであって、自分自身が高い評価を出すことができるのです。あくまでも内面を見つめ、そこから外部と合わせながら行うということが大事なのです。普段の少林寺気功(または武術)教室の中でも、誰が一番強いとかポーズがきれいだとか、完璧だなど(もちろん、行う上での要求は高いレベルでありますが)ではないのです。ある人は非常に形が完璧な演武をして、(試合であれば、)高い評価をされても、心が動揺していたり、悩みを抱えたままであったり、人生がうまくいっていなく不安や心配事が耐えない、あるいは動きが体力(パワー)のみで行っているようであれば、少林寺気功という観点からすると、これらが良いとは限らないのです。勝ち負けや強い弱いではなく、本来は人生における勝ち負けの方が重要です。この人生の勝ち負けの判定は自分自身です。悩みや問題を解決させて、体の調子を整えて、仕事面(能力開発なども含め)、また健康(心身)の面もうまくいけるようにしていくことが望ましく、そしてそうした生き方になっていることが一番大事です。

そのため、今回の春祭りはあくまでも「演武発表の場」にして行っていくのです。自己の体の限界を超えてまで頑張ることはありません。もし試合の形にしてしまえば、限界(またはそれを超える)までチャレンジしなければなりません。その結果は、限界までの自分を酷使してしまうことでしょう。さらに体を壊してしまうかもしれません。これでは人生を下げることになり、意味がありません。

 

さて午前中の皆さんの演武では、10数種類の少林寺気功、そして同様に10数種類の武術を行いました。単演のほか、グループの演武がありました。武術は激しく、少林寺気功はゆっくりとした動作です。一人ひとり、集中して日頃の練習の成果を発表しました。演武が終わるごとに、たくさんの来場者より、拍手を頂きました。

参加した皆さんの年齢は、若い人もいれば、年配の方もいます。体力がある人もいれば、中には体が弱い人もいます。それぞれ自分自身が満足できる結果を出しましたので、非常に良かったと思います。

午前中の最後の題目として、私は「ワンポイントレッスン」を行いました。四段功の第一段と第二段の説明をして、来場の皆さんには体験をして頂きました。初心者の方もいらっしゃいますから、普段より分かりやすいように(詳細に)説明を行いました。参加した皆さんには、とても楽しんで行って頂きました。とても好評だったと、皆さんから後から聞きました。

(少林寺気功・武術春祭りが無事終了しました!(その2)に続く)

 

「少林寺気功武術春祭りが無事終了しました!(その2)」

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続いて午後のプログラムになります。午前中に引き続き、たくさんの来場者が集まりました。

午後の第一部には、私の講演「現代社会における心体技の最高修行法 少林寺気功法」です。この心体技という言葉は、日本の武道界においても根幹のことであり、皆さんも聞いたことがあるでしょう。その意味の重要性も認識していることと思います。

この心体技について、どのようにトレーニングすれば良いのか?私たちの「少林寺気功」の理論と実技を通じて、ご理解して頂きました。分かりやすく例を挙げながら説明し、あっという間の60分間の講演でした。

その後、ワークショップ(実技の体験教室)を開催しました。会場の広さの都合上、気功教室と武術教室の2つには分けず、私が両方説明しながら行いました。少林寺気功教室では、四段功の第三段と第四段を説明と実技を行いました。続く武術教室では、連還拳の前半部分をより詳しく説明(意味と要領やポイントなど)をしました。来場の皆さんはとても楽しく、そして真剣に実技を行いました。時間的には短かったのですが、充実して満足して頂きました。

さらに後半には「簡単な武術の中にパワーを出す方法」というタイトルで実演(30分間)しました。その実技は少林寺秘法の鞭勁功(べんけいこう)を行いました。来場者の中から、特に力がありそうな2名に協力して頂き、協会指導員(立った状態)の左肩に(2人とも)手を乗せ、同時におもいっきり体重をかけてもらいました。だいたい150㎏位になるのでしょうか。上からグイグイと押しました。しかし、指導員は踏ん張り、耐えることが出来ました。次に私が片手を、指導員の同じ左肩の上に乗せ、一瞬で崩し倒しました。最初に2人が約150㎏の力で行っても倒れなかったのに対して、私が行ったら、すぐ倒れてしまったのです。これが少林寺気功のパワーという証明なのです。続いて、体の大きな人に協力して頂き、両手を前に伸ばし、手のひらを開いてに向け、(指導員の)胸の当たりを一気に押し飛ばすように、と依頼しました。力強く押しましたが、1、2歩後ろに下がる程度でした。今度は私が同じように行いましたが、(鶴功三十六式の中にも同様の動きがありますが、)薬指と小指だけで、相手を飛ばしてしまいました。一気に5メートル位飛ばし、最後は転がっていました。

以上、この2つを実演しました。少林寺気功を練習していけば、皆さんも同じようにパワーが生まれます。それは「訓練すればこそ」なのです。この最後の時間は、皆さんからの質疑に答えました。

午後の最後のプログラム「集団外気調整」を行いました。

毎回、外気を楽しみにしている方もいらっしゃいます。春祭りの残りわずかな時間となりましたから、皆さんに対して、約10分間の外気調整を実践しました。終了後、皆さんにどのように感じたか聞きました。手がピリピリとしたとか、気の流れを感じた、体調が良くなったと感じた方もいました。通常、気を感じない方もいますが、会場全体に送った気は多くの方(会員の方や来場者の方々)に受け止めて、何らかの形で感じとって頂きました。

今回の春祭りは中国文化センターの方々の協力を頂いて開催に至りました。本当にありがとうございました。一人ひとりの演武も素晴らしく大変良かったと思います。参加された皆さん、お疲れ様でございました。

これからも年2回(春、秋)、祭りを開催していきます。そして来年の秋には、気功の最大の祭典「世界大会」を予定しております。既に大会実行委員会を1月から始まっていますが、皆真剣に一生懸命取り組んでいます。皆さんもどうぞ楽しみにしてください。またご意見ご要望がありましたら、大会実行委員会までお話ください。

さらに一緒に盛り上げたい方は、次回(4/7土19時~、4/15日18時30分~)の大会実行委員会にご参加下さい。

どうぞよろしくお願いいたします。

 

「季節に合わせて気力をつける」

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気持ち良い季節(春)になりました。季節の変わり目ですから、寒暖の差もありますが、少しずつ気温も上がっています。桜の花も開花しました。私たち人間の健康の要領は、体(内部)の環境と周り(自然)の環境と合わせられれば健康で長生き(長寿)でいられます。

春になりますと、(夏に向かっていく過程ですから)陰陽の陽の気が増えていきます。ですから、体も陽の気を取り入れていくことが大事です。例えば花見があります。私たちはお花見をしながら、意識をして桜の花から気を取り入れていくようにします。そうすれば花見も楽しみながら、体の中の気も(自然に合わせた気により)充満していきます。そして元気になっています。(靜功の授業で行っている)采気の方法で積極的に取り込みましょう。

季節の変わり目は、生活の節目でもあります。自分の乗り越えなければならないことやすべきことなど、良い気でこなしていきましょう。

どんどん暖かくなりますと、冬の間、寒く落ち込んでいた気を捨てて明るくなりましょう。

ある人は夏になると、体がだるくなったり、精神的に弱く、疲れやすくなったりしてしまいます。陽の気をたくさん取り込んでいきましょう。また太陽からの陽の気を受けることが大切です。少しずつ切り替えていけば、自然と元気になり、邪気は足裏のツボ(勇泉)から出していきましょう。イメージをして、しっかり練習をしていくことで、変わっていくことでしょう。

さて話は変わりますが、来年の秋に予定しています世界気功大会の大会実行委員会が着実に進んでおり、盛り上がっています。毎回、打ち合わせ時、大会における大事な事を決めています。

少しずつイメージされていく世界大会。来年の秋がとても楽しみです。

 

「この季節にはいろいろなことが始まります」

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日本では(前回もお話しましたように)、この時期(春)になりますと、いろいろなことがスタートいたします。当協会でも気功師(指導員コース)42期生の募集をしており、この2月から説明会をすでに数回開催しております。(次回の説明会は、4/22(日) 16時からです。)

説明会の参加者には、とても興味や関心を持って来ている方が多く、今回も志の高い方が講座のスタートを待ち望んでいます。中には武術の修業経験のある方もいますので、よりレベルが上達することでしょう。

さらに現役の医師の方も入会いたしました。医学の分野の幅も広がり、腕も上がることでしょう。私たちが「少林寺気功」を実践していく理由は、まず自分の生命(命)を気で満たし、活力あるものとし、元気にさせることです。そうすれば仕事(または趣味でも)において、秘めた能力を引き出すことが出来るようになるのです。これには年齢、また、これまでの経験も関係ありません。実践すれば、あなたのレベルをアップさせることが可能なのです。

どうぞ皆さんも、この素晴らしい「少林寺気功」をまず体験してみて下さい。もちろん一回だけでは、理解することは難しいかもしれません。ですから、半年間、いや一年間でも続けてみて、成果を感じとって頂けましたら、と思います。

 

現代の中国は、ネットが盛んであります。非常に多くの皆さんが利用しています。実は日本より早く浸透しているかもしれません。そして中国は経済的発展しております。今後、益々ネットが広がり、人々とのコミュニケーションは日本以上であると思われます。しかしどんな社会的に発展していっても、話題として挙がることは、第一に「健康」についてです。そして今や中国では健康に対して「値引き」してはいけないという考え方が広まっています。まず自己の健康を第一に考え、大事にするといった人々がどんどん増えているのです。これはどういう意味かと言いますと、一生懸命働いてお金を稼いでも、人生の後半で病気をしたら、貯めたお金は結局治療等で消えてしまうということです。身体は交換できませんから、手術をして、薬を飲んで・・と実際にはお金を払うだけではなく、心身ともに辛い状態で人生を送らなければならないのです。逆に人生がうまくいっている方というのは、若い時から健康や養生に対して、真剣に取り組んでいて、自己評価した場合、100点満点中、少なくとも自分は50点以上、健康ということに意識し、力を注ぎ、残りは仕事や趣味などに時間を費やしている傾向があるということです。ですから、生涯にわたって、健康面(医療関係)にお金を使いません。身体にも負担がかかりません。それは晩年まで続く幸せであり、さらに家族(子どもや孫の代までも)にも幸せとなります。最後まで元気な身体であり、力が残っているのです。日本では若い方の傾向として、身体が動く年齢の時には、「健康」に対して1%、いや1%未満も考えたことなく、仕事(または趣味)中心で生きています。

先の例で言うように、これでは歳をとった時、健康状態は悪化します。そうなると家の財産(貯金など)の半分、ひどい場合は80%以上も医療費用(手術や入院、そして薬代として)かかってしまいます。さらに家族が面倒をみることになります。介護してもらわなければなりません。(身内がいなければ大変です。)一旦、病気になれば悪循環となり、どんどん悪くなる一方です。自分自身も辛く、耐えられなくなります。毎日、あちらこちらへと通院、場合によっては、入院も同様に転院しながら・・と続きます。もう、医者の言う通りにしなければなりません。そして痛みを軽減するために、手術や薬漬けです。しかし自分は、ハイハイと言う(従う)しかないのです。今や多くの方がそうなのです。そのため若い時は、医者から「健康(養生)に気をつけて!」と言われても、自分の態度はまるで王様(または神様)みたいになっています。しかし歳を重ねていくと、自分の態度は逆転していくのです。

自分の人生を上手に生きている人は思考が「健康」に傾いているのです。若い時から、非常に「健康面」に気をつけ、先生(医師や指導者)の言うことを聞いています。結果的に心身共に強くなるのです。体は丈夫になり、中高年になっても他人に依存することなく、最後まで円満に人生を過ごすことが出来るのです。

どなたにとっても「健康」に関して、まだ!ということはないのです。若い人でも高齢者であっても、「少林寺気功(1500年の歴史がある少林寺秘伝の気功)」を、この東京で習うことが出来るのです。少林寺秘伝の気功は、アメリカでもヨーロッパでも、また中国国内(少林寺でお坊様にならない限り)でも、(習いたくても)習えないのです。

ぜひ、皆さんにとって大いに役立つものです。どうぞこのチャンスの大事にしてください。

 

「レガス祭りに参加(演武・体験会)いたしました!」

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私たちがいつも練習のため利用しているコズミックセンター(レガス新宿)で、恒例の「レガス祭り」がありました(春と秋に年2回開催)。練習会場としてお世話になっておりますから、私たちも協力しています。そして私たちの演武等を行い、PRもしています。
今回も少林寺気功や武術の魅力をたっぷりお伝えするために、会員の皆さんもしっかり演武をいたしました。大きな舞台でしたので、広々と行えました。またワークショップ(体験会)も催しました。祭りプログラムの最後の方でしたが、観覧していただいた方々に、少林寺気功や武術の迫力を存分に披露させて頂きました。来場者より、たくさんの拍手を頂きました。多くの皆さんは、普段ご覧になることがないので、目の前の演武にとても興奮しているようでした。さらにとても神秘的であり、レベルが高いと評価して頂きました。もちろん一般の人から比べたら、私たちはプロですから、とてもインパクトを与えたと思います。
続くワークショップの体験会は、会場が(以前とは違い)、臨時の会場であったため、周りが少し騒がしく、説明も聞こえづらい状況でしたが、子どもたちがたくさん集まり、参加してくださいました。とても賑やかに、また楽しく体験できたようでした。息子の保育園の友達も参加して頂きました。習うというより、一緒に楽しんで出来たという雰囲気で、とても良かったと思います。
私たちが「少林寺気功(または武術)」を広めていきたいと思ったら、地域の行事にも、積極的に参加する意識が大事です。いくら「少林寺気功や武術(1500年の歴史がある少林寺秘伝の技)」を伝授することが出来るにしても、(周りの環境に合わせる“天人合一”という言葉があるように)地域社会へ向けて理解、そして発信を続けなければなりません。そうなれば自然と皆さんも受けやすくなります。また実際に交流してみないことには、私たちも何が足りないのか分からないこともありますから、とても良い機会(勉強)になるのです。
今回、祭り当日は41期生の授業と重なったのですが、皆さんも一緒にイベント会場で楽しみました。一人ひとりに刺激になり、非常に良かったと思います。

 話は変わりまして、私が日々、更新していますブログ等(フェイスブック、ツイッター、インスタグラム、ブログ)は、これまで、わりと動画にて動きのあるものや少林寺の技などの紹介をしており、文字(日本語による紹介)は短い文章(長いとしっかり読んでもらえないため)であったと思います。しかし、最近は私からのメッセージを動画で配信していくようにいたしました。文字で伝えるより、たくさんお伝えすることもできます。皆さんにも、観て聴いて頂けましたら、と思います。日頃の練習のことや日常生活の中での質問に対して答えています。どうぞご覧下さいませ!

「世界中医学交流大会に出席しました」

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去る4月15日(日)から17日(火)にかけて、北京で行われました世界中医学交流大会(正式名称:中医互联网+世界健康产业普仁联盟论坛暨全国名医、名药、名企成果表彰大会)に出席して参りました。この大会は、中医学に携わる専門家の交流を深めるために、そして各個人の成果と貢献に対する表彰する大会でありました。
私は大変忙しく、元々この大会に参加することを断ってきました。しかし大会代表の責任者から、何度も依頼があり、これも一つの“縁”ということで、直前でありましたが、調整して行くことに決めました。そのため、出発の飛行機は深夜便となりました。
現地(北京)では、多くの専門家(鍼、マッサージ等の医療関係者、またガンの専門家やそれぞれの技術を持っている達人など)が集まっておりました。知り合いの人もたくさんいましたが、中には知らない方もいましたので、とても良い交流となり、勉強にもなりました。

大会(会議)は3日間に渡り、内容充実なプログラムで行われました。(中国の習慣により、)トップの方々は舞台(壇上)の上に席があります。日本に長く来ていましたから、こうった習慣を忘れていましたが、久しぶりに壇上で座り、最初に大会開催の挨拶をいたしました。皆さんにはとても素晴らしい挨拶でした、とお褒めの言葉を頂きました。
私自身、講演等の発表する予定ではなかったので用意して来ませんでしたが、行うことになったので、私の携帯などを利用して必要な資料を取り寄せ、用意しました。講演(理論の発表)の他、実技と外気による団体治療を行いました。外気の治療を受けた7~8名の体験者は体のあちこちに痛みの症状がある方たちでしたが、すぐ痛みが収まりましたので、その場にいた会場の方々は、大変驚いていました。
その他、授賞式も盛大に行われました。「気功」も中医学の分野の一つですが、私の日本での実績が認められ、特別貢献賞を頂きました。また今回、同行しました(40期生の)Nさんは、優秀賞を貰いました。(お知らせの中に、体験記が掲載されています)
これらは当協会の約25年間の実績の結果であると思います。今大会では、たくさんの方々と交流を深めることができ、中医学の新しい情報もあり、毎日が充実したものでした。
私たちは、来年秋に世界大会を予定していますが、今回集まった方々の中にも、大変興味や関心を抱いて頂きました。期待している方もいらっしゃいました。
慌ただしく出発して、大変忙しかったですが、有意義で実りのあるものとなりました。


「2018年春・少林寺認定旅行(その1)」

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今回の認定旅行は、少林寺気功師師範の江口亮さん(旧大阪支部長、現サンフランシスコ〈米〉支部長)のアメリカの教室と大阪教室の生徒を中心としたメンバーで、少林寺への修業の旅でした。江口さんから、それぞれの教室の生徒に声をかけて、たくさんの方が集まりました。また、私の武術教室からEさん、また毎回、認定旅行に参加しているメンバー最高齢のMさんも一緒です。こうしたメンバーによる認定旅行は初めてでしたが、とても良かったと思います。

今回、江口さんは、副団長として活躍いたしました。アメリカより引率も兼ねて、頑張って頂きました。またもう一人副団長として、Eさん(武術教室)になって頂きました。実はEさんはこの少林寺気功武術春祭りの前、演武の練習の際、脚を痛めてしまいました。快復してこの旅行にも積極的に参加して頂き、よく皆さんをまとめてくれました。特に英語の通訳を積極的にしてくれました。グループの半分がアメリカの方ですから、大いに役立ちました。

なお、今回の認定旅行の内容については、少林寺の公式HPに掲載されました。

 

http://www.shaolin.org.cn/templates/T_newS_list/index.aspx?nodeid=23&page=ContentPage&contentid=20599

 

アメリカの方も、また大阪の方も全員が釋永信管長から賞状を授与いたしました。ただ今回は釋管長の認定式の予定が他と重なり、少し行程に変更も生じました。しかしそこは臨機応変で釋管長のご都合と合うようにスケジュールを変え、行動いたしました。認定式では、釋管長より、江口さんが気功師師範、Hさんが気功師、他の全員には「認定修業の参加記念賞」が授与されました。また武僧団の代表(4名)からは、皆さんの演武についてお誉めのお言葉を頂きました。とても良かったと思います。

 

さて、恒例の(険しく、そして厳しい)達磨洞巡りですが、この時季の少林寺は、とても暑く感じます。そんな中、全員が達磨洞に登りました。私たちのメンバーには、高齢の方や体の弱い方、また初めて中国に来たという方もいます。でも全員がチャレンジしました。最高齢のMさんは、7回目の挑戦となりましたが、無事一緒に登ることが出来ました。本当に良かったと思います。

今回の認定旅行は、全体的にスケジュール通りで順調でした。遠くアメリカより来た方々も、大阪からのメンバーも皆さん何も問題なく、無事に帰国し、良い思い出となりました。やはり精神力と体力は、当協会が指導する「少林寺気功」によって表されました。一人ひとり、大変満足した内容でしたので、大成功となった認定旅行でした。

 

◆第1日目(4月25日)

気功師師範の江口亮さんが率いる生徒の皆さんが、アメリカのサンフランシスコより北京空港に到着し、また東京と大阪からの皆さんが大阪(関西空港)から北京空港に到着して、参加者の皆さん同士が合流しました。ここから国内線に乗り換え、鄭州に向かいます。翌日には釋管長の前で、全員による演武が予定しています。ここで初めて全員が揃いましたので、北京空港内で時間もありましたので、少しでも良い演武が出来るように、1時間ほど合同練習を行いました。その後、鄭州に向けて出発です。到着は夜遅くなりますが、そこで私と合流し、無事全員が揃いました。安心したところで、ホテルにバスで向かいました。ホテルには真夜中の1時前後になりました。それぞれチェックインして、明日に備えてすぐに休みました。

 

続きは、「2018年春・少林寺認定旅行(その2)」へ

「2018年春・少林寺認定旅行(その2)」

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第2日目(4月26日)

 

この日は認定式が予定されており、スケジュールがびっしりですから、早く起きて食事を済まて、少林寺に出発いたしました。少林寺に着いて、早速釋永信管長の部屋まで行きました。そこで演武の準備をして、待機しました。予定では、いらっしゃることになっておりましたが、釋永信管長は急用があり、部屋にはいらっしゃいませんでした。

私は釋永信管長を探し、状況を確認しました。実はその時、釋永信管長は立て込んでおり、すぐには対応しかねる状況だったのです。そのため、予定を少し変更しました。私たちの認定旅行に必ずガイドしてくれる朱さん(今回も私たちの都合に合わせてくれて、他の仕事を調整し、協力してくれました。)も、この時は丁度断われない仕事の為、一緒ではありませんでした。

私たちは、先に少林寺内で、写真を撮ったり、自由に拝観しました。11時になり、食事(お坊様と一緒に精進料理を頂く予定)にいたしました。しばらく釋永信管長はお忙しい様子でしたから、先に達磨洞に行くことにしました。また、少林寺薬局長の延琳さんとお会いする予定でもあります(前日は杭州に出張していましたが、私たちと会うために新幹線で戻って来ることになっていました)。

釋永信管長は急用が入り対応出来ない状態であり、ガイドの朱さんもいません。延琳さんも他の用事を済ませてから戻って来ることになっていますから、私たちは臨機応変に対応して、食事の後、少し休憩して、達磨洞に向かいました。

往復には時間も掛かりますから、丁度良かったと思います。

今回、最高齢のMさん、同じく70歳代のSさん、そしてアメリカの皆さんや大阪の方々も元気に登っていきました。ゆっくりのんびりとお話をしながら、自然の風景を楽しみながら、一段一段上がっていきました。少しキツいですが、下半身も強化され、体力もつきます。Eさんはしばらく脚を怪我していましたから、登らないだろうと思っていましたが、努力して最後まで頑張りました。またSさんもKさんも頑張って登りました。Hさんは途中、体調に乱れがありましたが、休憩しながら、少しずつ登りました。最後は全員、無事に達磨洞まで登ることができました。非常に良かったと思います。達磨洞の中で、皆さんと一緒に30分位、座禅を行いました。そこで気の練習と禅の本質(大乗仏教の精神)の修業を行いました。強い気の場で、皆さんは気を感じました。終わった後、誰もがとても良かったと感じていました。しばらく達磨洞からの素晴らしい眺めを見たり、写真を撮ったりしました。麓に下りましたら、朱さん(ガイド)より、こちらと合流する旨の連絡がありました。私たちは少林寺の敷地内にあります塔林に移動しました。そこで朱さんと会い、ガイドをして頂きました。

少林寺薬局長の延琳さんに連絡しましたら、少林寺薬局に戻っているとのことでしたので、皆さんと一緒に移動しました。延琳さんより、主に「禅と禅医について」の講話をして頂きました。出張で杭州に行って、忙しい中だったのですが、急いで戻って来てくださり、私たちのためにお話をしてくださいました。

その後、皆さんは少林寺内を朱さんに案内して頂き、説明を聞いたり、写真を撮ったりしました。私は釋永信管長の都合を確認し、多忙中でありましたが、私たちの認定式をしてくださることになりました。急いで皆さんは準備をしました。認定式では、釋永信管長と一緒に写真を撮りました。お忙しい状況でありましたが、私たちのことも考えてくださり、対応して頂けたことにとても感謝致します。

無事に認定式が終了し、私たちはホテルに戻りました。その夜の食事は車で移動し、レストランで夕食です。皆さんは豪華な料理とおいしいお酒で、とても満足しました。そして楽しいひとときを過ごしました。最後には大きなケーキが運ばれてきました。皆さんで分けて、おいしく頂きました。

こうして長い第一日のスケジュールも無事終わりました。ホテルに戻り、各自部屋に戻り、ゆっくり休みました。

 

続きは、「2018年春・少林寺認定旅行(その3)」へ

 

 

「2018年春 少林寺認定旅行(その3)」

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第3日目(4月27日)

この日は一日、観光の予定です。朝食を済ませ、皆さんとバスに乗り、洛陽にあります「龍門石窟」に向かいました。圧倒される歴代の大仏を観賞しました。また多くの美術品も観て、皆さんはとても感動していました。そして素晴らしい世界遺産をバックに写真を撮ったり、景色を見たり、楽しい時間を過ごしました。
お昼はレストランで、大きな丸いテーブルに盛大な料理が食べきれないほど並べられました。皆さん、大変美味しく頂きました。
午後は、バスで移動し、中国でも最も古いお寺「白馬寺」を拝観しました。ここは西遊記の物語の発祥の場所です。*少林寺より、古いお寺です。同行しました朱さんのガイドを聞き、質問をしながら、観て回りました。その後、ショッピングもしました。帰りの私たちのバスは高速道路を使わずに、戻りましたが、途中混雑していて、とても遅くなってしまいました。レストランで遅めの夕食となりましたが、一日を振り返りながら、楽しい話と美味しい食事で過ごしました。

 

第4日目(4月28日)

今回はアメリカからの方々が一緒に参加していますが、彼らは私の授業を受けたことがありません。そのため、特別に私の授業を開催することにいたしました。午前中は座禅及び動功を予定していました。その時、少林寺より連絡がありました。実は先日、少林寺で皆さんは演武をしていません。釋永信管長の計らいで、少林寺僧団のメンバーが観てくださるとのことでした。急に話がまとまりましたので、私たちは急いで準備をして、(バスが無いため)タクシーで少林寺に向かいました。少林寺に着いて、私たちは早速、武僧たちの武道館で待ちました。

まもなく武僧団の延すさんと他3名が来られました。少し打ち合わせをして、始めました。大阪のメンバーは内功拳を演武しました。続いて、江口亮気功師師範による小洪拳を披露しました。私は鞭勁功(肩に乗せるやり方)を行いました。アメリカの方々もしっかり演武いたしました。中には、習いたての人もいましたが、一通り無事演武が終わりました。最後に武僧団のトップの方より、素晴らしい演武だったと高い評価を頂きました。江口師範の演武には、切れと力強さがあるとの評価を頂きました。最後に武僧の方より、一人ひとりに、お守り(数珠)を頂きました。これは少林寺でご祈祷の際、火を通したものです。晴れて皆さんは演武も披露することができました。とても良かったと思います。

さて、(お昼前に)この後行う私の講義の説明をしました。まず修業の根本、そして座禅の基本的な理論を話ました。その後、お昼を食べて、山門付近ではショッピングをいたしました。
いよいよ午後は私の授業です。皆さんとホテルに戻りました。ホテル内にある禅の修業の部屋に集まりました。授業では気功理論について講義をしました。続いて静功(数息)を行いました。終わって、一人ひとり感想を述べてもらい、私が受け答えました。続いて静功(随息)を実践して、同様に感想を述べてもらい、私がそれぞれに答えてあげました。同じ体勢では辛いですから、次に動功の少林寺養生六式を行いました。最後は、上師大悲相応心法の浄心通を行い、心を浄化させました。終了時間の午後5時まで、皆さんは熱心に授業を受けました。
授業も終わり、一旦、各部屋に戻り、お楽しみの夕食になりました。

残り2日間は、オプションプランで、それぞれ武術学校か観光(Mさんのみでした)となります。アメリカの方々は、まず小武功を習いました。中には、棍、刀、また杖の武術を習う方もいました。一人ひとり一生懸命学んで、あっという間の2日間でした。皆さん、覚えるのも早かったです。充実した内容で、とても良かったと思います。
最後の晩には、メンバーでさよならパーティーをいたしました。水席料理を頂きました。このようなメンバーでの認定旅行はこれまでありませんでしたが、とても楽しく交流も深めることもできて、参加した皆さんとの良い思い出となりました。

次の日の出発は早いですから、全員が夜の内に帰国の準備をいたしました。今回は4月末の旅行となりましたが、とても暑い日が続きました。そうなると、自然と辛いものも増えてきますが、麻辣(マーラー)でしびれて、味の分からない人もいました。しかし、一つひとつ何事も経験です。今回の旅行を振り返れば、達磨洞へ登り下りをしました。武術学校に留学も果たしました。観光で洛陽まで行きました。様々な形で修業して、いろいろ乗り越えていくことができ、とても良かったと思います。

皆さん、無事に、そして満足した修業の旅となりました。

「少林寺気功、または武術の修業における重要なことは 『人間性』が変わるということ」

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当協会で教える少林寺気功、または武術を修業していけば、精神の面や身体の面で向上させることが可能であります。しかし(これは一般的であり、)重要なことは『人間性』の変化です。これは理論的な話をしている訳ではありません。これまでもたくさんの修業する者を観察した上で言えることなのです。

残念なことは、現代社会において、この重要性が増しているにもかかわらず、理解していない人がたくさんいるのです。特に日本の場合、人間性(の精神)を重んじる傾向があり、そうした文化を持っていたはずです。

 

人生を遠回りさせないように、今回は(以上のことをテーマに)話をしたいと思います。しっかり押さえておけば、誰でも人生を豊かに楽しく、さらに早く目標に達することができるのです。

人間性の低下(欠ける状態)は、社会環境や家庭や仕事における人間関係な中で、自己中心的行動をとり、また周りに不信感を持っており、距離をおこうとします。それではどんどん負の連鎖を招き、悪循環となります。結果、物事の失敗の原因となります。これでは当然、人生は不幸の道のりを歩むことになります。もし学問の知識やテクニックを持っていても、自分は頭が良いと思っていても、またセンスがあると思っていても、決して良い方向へいくことはないのです。

ここ最近のことですが、久しぶりにある知り合いと会いました。実はこの方が、上記のような性格の持ち主でした。本当は人生を幸せにすることができる方(元々、豊かな生活を送っていました。)です。初めて会った頃は、その話し方には誰でも「あぁ、この人は知識を持った、すごい人だな」とインテリの印象を受けるような方でした。

私は最初の頃、その方をよく観察しました。人間性について気になった時には、アドバイスをしたこともありました。調和することが大切な中、口ばっかり達者では、人は信用しません。やはり人生の豊かさと知識とは関係なく、周りのことを考え、行動することが重要なのです。その方にも、その点に気をつけていけば良いと話したり、また人間性の向上によって幸せになるとも教えたことがあります。しかし、その方はあまり聞き入れませんでした。

表面的な部分で、相手(まわり)に攻撃的であったり、自分の方が何でも知っていると自慢げになるという態度では人間性が欠けており、良い結果な訪れないことでしょう。しばらくして、その方は以前、会社でも良い待遇であったと聞いておりましたが、結局仕事が続かなかったそうです。その後、自分でも会社を立ち上げたとのことですが、失敗に終わったのことだそうです。

さらに恩人を裏切ったり、普通では考えられないような激しい気性になってしまいました。今回、久しぶりに会った時、すでに貯蓄もほとんど無い状況とのことでした。当協会にも「借金」をしてしまいました。これでは人生は不幸であると言わざるを得ません。端から見ても悲しい限りです。

一方、別の身近な知り合いの方(すでに定年を迎えている)は、体もそんなに丈夫ではありません。また物覚えも良くない方ですが、人当たりも良く、誠実さを持っています。人生を一歩一歩進んでいるようです。人生、定年を迎えたら、ゆっくりとのんびりと年金生活でも構わないはずです。しかし、それでは体が鈍ってしまいます。それではいけないと再就職(駅構内の警備員)をしました。そのため収入もありますから、生活も安定して、とても楽しく過ごしているようです。私もその人を応援しています。

少林寺と関わる人は、少林寺の技術だけでなく、特に少林寺の精神、そして少林寺の人間性に意識を持ち、修業を通じて自己改革していくことが大事です。もちろん完璧に、というのは難しいですが、まずは自分自身が周りの人々に違和感を与えない人物になること、そして欠点を直していくことです。それがはじめの一歩なのです。運命を変える入口なのです。

そうして、良い気が巡りはじめていき、良い運命が訪れることでしょう。

 

「人類の未来のためにもっと社会貢献をしましょう!」

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どのように自分自身(人間性)を高めていくか?という疑問に、たくさんのやり方、方法(修業など)があります。現実的に人間性を良くするためには、私たちの社会の中で、行動により示すものとしては、『社会貢献』です。

周りに対して、いつもニコニコ良い表情をしているだけでなく(もちろんこれも大事な要素ですが)、重要なことは、人に知られなくても、誰にも分からないことでもコツコツ行動する(社会貢献を行う)ことです。これも一時ではなく、気まぐれでもなく、また時間的物理的余裕からでなく、さらに自分が行っていることを誰かに伝えたいからでなく、行うということです。

努力して行動に移す、ということが大事です。時には自分の仕事や時間を犠牲にしてまでも行うことが必要です。そして何も自分に利益が残らなくても、名誉のためにでもなく行う姿勢がなくてはなりません。またある程度長い期間(何年も、何十年も、場合によっては一生をかけて)という覚悟が大事です。

たとえば老人ホームや障がい者施設などでボランティアするなど、自分がしていることを宣伝する訳でもなく、行っていきましょう。

私自身、まだまだですが、11年間老人ホームで「少林寺気功」を皆さんと一緒に行い、元気づけています。また中国文化センターではもう6年間少林寺気功と武術の指導を行っています。決して自分のすべての時間を社会貢献に費やす必要はありません。

しかし、一定の時間をこのような奉仕活動、社会貢献を実践していくことが大事なのです。これを長く続けていくことによって、初めて心が変わり、人間性が良い方向へと変わるのです。これができる人は、あまり個人の利益と天秤にかけることなく、上手にしていきます。しかし、できない人はどうしても自分の利益を優先にしてしまい、なかなか実行に移せません。ボランティアか?利益か?と悩み、頭の中でまるで戦っているようになり、二の足を踏んでいるのです。

まずは行動に移して、そして続けることが重要なのです。さらに継続させることによって、人間性と精神の向上を図ることができるのです。

何もボランティアだけでなく、地域の活動を行うということもできるでしょう。たとえば、当協会が3年に一度開催しています「世界大会」。この大会は協会としては全く利益無しで、あるいは赤字でも、続けてきました。これが可能なのも協会の会員の方々が一生懸命ボランティアしてくださったからです。

これまで成功に終わったのも会員の皆さんの努力のおかげであり、そして各専門の先生方のボランティア精神により、開催することが出来ました。(中にはボランティア精神が欠け、思うように発揮せず、最後には休会してしまうという人もいましたが…)

人間性や精神の向上のために、修業として取り組んでいくことも重要なことなのです。

 

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